果たして何が大変なのか。


ウチの弟(犬)の耳の腫瘍の肥大化が再び進んできたので、


「GW中に調べておきましょうかねぇ」


という先生のありがたい一言で病理検査のための切除を行うことになりました。
本格的な切除ではなく、あくまで検査のための。


前回できて、別の病院で切除した腫瘍を(当たり前のことながら)先生は見ていないので。
私たちも「悪性でない」としか聞いていなくて。


その切除を今度の水曜日に行う、というところまでは良かったのですが。
先生の次の一言が問題でした。


「じゃぁ、朝ごはん抜いて10時ごろ……」


ムリです。


と、とりあえず母が即答。


近頃は5時半頃起床して「朝飯ヨコセー」とのたまう我が弟君。
そのシュプレヒコールを4時間半は、キツイです。
なので、


「朝ごはん軽めで1時半ごろ」


となりました。
水気は10時まで。


ちなみに食事制限は麻酔をかけるためです。





この麻酔もなかなかの曲者で、前回の手術の直後……去年の11月の日記にも書きましたが、麻酔が覚めてしばらく自分の体が思い通りにならなくて、悲しげに鳴く弟がなんとも不憫でなりませんでした。
寝床にバスタオルやらビニールシートやらを敷いて垂れ流しても大丈夫なようにしてあるというのに、よたつく足で懸命にトイレまで行こうとする姿もまた、見ていてつらいものがありました。



おそらく今回もそうなるでしょうが、果たしてほんとうにしんどいのは術後のその世話か、それとも術前の「昼飯ヨコセー」のシュプレヒコールか、さて、どちらになるだろう?